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ジェイソン・バーチはオックスフォード大学東洋研究で博士号を取得しています。インドの中世ヨガ伝統、特にハタとラージャヨガを研究しています。Alexis Sanderson教授の監督の元、彼の論文はAmanaskaとよばれる最も初期のラージャヨガの文献に焦点をあてるものでした。このサンスクリット語原本の校訂版と注釈付きの翻訳は単行序論が添付されており、そこでAmanaskaの初期シャイバ・タントラ伝統の影響と同時に、その後のヨガ伝統におけるAmanaskaの意義を分析します。
2015年にはウィーン大学にてAyuryogというERC資金プロジェクトに取り組み、アーユルベーダと中世ヨガ伝統の共通理論、実習、用語に関する論文を書きました。2015年9月にはSOASロンドン大学のハタヨガ・プロジェクトで、植民地制度直前に書かれたサンスクリット・ヨガ文献を研究編集することに重点的に取り組みはじめました。これらの文献の多くはハタとラージャヨガのバラモン化、そして現代ヨガにて顕著である数多くのアーサナの練習などの肉体的ヨガ技法の拡散に新しい視野を提供するのです。
ジェイソンはOxford Centre for Hindu StudiesとLoyola Marymount Universityのヨガ研究大学院にてラージャヨガとハタヨガの歴史に関するコースを指導し、現在SOASのヨガと瞑想伝統大学院にて中世ヨガの歴史に関するコースを指導しています。同時に、欧州、アジア、オーストラリアの様々なヨガトレーニングコースにおいてモジュールを提供することで、研究成果をヨガ練習者に共有しています。
ジェイソンは同時にオープンアクセス学術誌The Luminescentに貢献しています。