外村 道洋

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岩手県盛岡市出身。空を見ることが大好きで、身近にあった山や川、そして雪の中など自然の中で遊ぶことを好み、父に連れられてよく登山やスキーに行き、祖父の影響から読書や書道を親しむ子供だった。10代前半は水泳、野球、サッカーなどのスポーツにも取り組んでみたが、人と何かを競うスポーツをするということがあまり好きになれず、10代後半はスケートボーディングやスノーボーティングを楽しむようになる。丁度その頃出会った仲間達と共にたまたま立ち寄ったお店でヒップホップに出会い、そのカルチャーの中でも、既存の異なる音と音を組み合わせ、即興的に全く違った音の空間を生み出し続けていくDJという表現方法に衝撃を受け、即座にそれを始めることを決意。

当初はヒップホップを中心にプレイしていたが、その背景にある多種多様な音楽に触れていくようになり、やがては移りゆく自然の揺らめきと、人間の心の揺らめきが表現されているようなAmbientやElectronicaや、身体の細胞の一つ一つが踊りだすようなMinimal TechnoやMinimal Dubといった、言葉を必要としない、より抽象的な音楽を追求するようになる。踊る人々の感覚を感じ取りながら、音と音を繋ぎ合わせ続けることに集中することは、直感的な感覚や創造力やアイディアと観察力が必要とされ、常にその瞬間に自分自身が居続けると同時に、言葉のいらないコミュニケーションで人々と音楽を分かち合うことが融合しており、それが道洋にとってDJをする魅力だった。

自分自身が大好きな自然環境のもとでそういったことが出来ないだろうかということを感じ始めたときに、初めての野外フェスティバル体験でもあったHotaka Mountain Festivalに遊びに行く。標高1500mの自然環境の中、スタイルにとらわれない自由な音楽で音と一体となりオープンなマインドで踊る人々がいる、全ての生命と繋がっているような一体感のある空間に出会う。目と目が合うと言葉は無くても笑顔を交わし合い、必要な時に必要な出会いのあるその空間は、道洋の人生に大きな影響を与えた。次にどう身体を動かそうと考えたり、無意識に自分の身体が同じパターンを繰り返して踊るのではなく、ただただ鳴っている音に身体が動きたいように動かさせ踊っているとき、道洋の心と身体は今まで味わったことのない解放感を味わうのだった。そこにあるのは他者との繋がり、そして時間の概念というものも本来は存在しないという気づきだった。この感覚を追求してみたいという欲望は道洋を東京へと導き、踊る事に没頭し、自分自身でも野外イベントをオーガナイズするようになる。

しかし、東京でのお金を稼いでは踊りにいくという消費のサイクルを続けているうちに、踊っている時と自分自身の普段の生活との自分のマインドで起こっていることや行動にギャップを感じ、それらを融合させ持続させていくことは出来ないのだろうかといったような、自分の生き方そのものに疑問を持ち始める。丁度その頃ヨガジャヤというスタジオ及びパトリック・オアンシアに出会う。自分の考えていたことと彼のビジョンが一致していたため、ヨガジャヤにてヨガをプラクティスすることを決意。特定の流派にとらわれておらず、多面的な次元からヨガを学べ、それらをライフスタイルと融合させること、その何か型にはまっていない自由な側面に惹かれたと共に、純粋に楽しそうだと思っていた。そして楽しむということは道洋にとって、いつも重要な要素で、何かをするときその状況が一見ポジティブであれネガティブであれ、楽しむことから人生について学ぶ事が多いと信じている。

ヨガジャヤのクラスに毎日のように参加するうちに、日々のヨガプラクティスの感覚は、DJや踊ることをしているときに非常によく似ているということに気づく。と同時に、身体的な強度を育むことと自分自身のマインドの観察を常にすることが必然的に起こっており、それらは日常生活において落ち着きをもたらし、心と身体が密接に繋がっていることを感じさせた。道洋は、プラクティスから学んでいることを自分の人生のあらゆる場面において適応させることが可能だということにも気付き始めたのだった。

道洋は2009年にヨガジャヤ・インターナショナル・ティーチャートレーニングを修了し、ヨガジャヤ認定講師(YJAT)とヨガアライアンスに登録された認定ヨガ講師(RYT)となる。このトレーニングの総合的なヨガプラクティスを通して、自分自信が恐怖心や偏った物事の見方を持ち、未来のことや過去のことばかり考えていることに気付かされ、それらが自分自身を制限していることを理解していった。 又、ある一定の期間同じメンバーとトレーニングを共にしたことで、オープンな気持ちで他者を受け入れ、分かち合い、繋がっていくことは、自分自身の成長をも促し、より豊かな気持ちで生きていけることも実感。その理解を元に、より自分自身の人生の可能性を追求出来るように変化したと感じている。

道洋はマットの上で学ぶヨガや、マットの上以外で学ぶヨガに通じていること、大好きな踊ることやDJから経験していることを繋げていき、他者ともお互い分かち合い続け、自分及び自分以外の全ての生命、形あるもの、目に見えないものを大切にして共生していきたいと思っている。

ヨガジャヤの生徒たちの声

肉体的に自分の体が変化していき、体も精神的にも安定し、地に足がしっかり付く感覚を感じた。自分の体の詳細な部分や精神的な部分に集中して意識を向ける事ができた。

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