千葉県市川市生まれ、岩手県盛岡育ち。幼少期は地域でも有名な悪ガキで、職員室や交番の常連だった。スキー、キャンプ、釣りなどのアウトドア好きの両親に育てられる。幼少期から海外経験豊富な両親から様々な国の話を聞いて育ったため外国への興味が深かった。
身体を動かす事が大好きで小学校の頃は野球、中学はバスケットボールに熱心に取り組んだが、中学後半からスケートボードやスノーボードのような競技ではなく個々のスタイルを追求していくスポーツにのめり込むようになる。大学に進学すると、冬はスキーリゾートに篭りスノーボードに熱中。大学2年生の時に大学を休学しカナダの大学に留学、スノーボードをより楽しみ始めた矢先に大怪我をし恐怖心を伴った挑戦の無謀さや意識が十分に通っていない時の身体の限界を体験する。
大怪我の恐怖心や後遺症からスノーボードから離れ、生き甲斐が生活から無くなってしまったショックの為、竜太は精神的に不安定になり体調を崩し入退院を繰り返すようになる。この体験は、心と身体の繋がりへと竜太を導いた。
そんな中、友人に教えてもらったレイブパーティーにハマり、お金を貯めては旅に出る生活を開始。国内外のパーティーや旅先で出会う人々の決してスタンダードではないライフスタイルや現地の人々の暖かさや謙虚さから沢山の影響を受ける。また心と身体を解放して自然の中で踊る事や旅先での貴重な出会いから体調が次第に改善されていく。
レイブパーティーで出会った友人からヴィパサナ瞑想の話を聞き2008年春に参加。今まで経験した事の無い衝撃的な体験をし、ヴィパサナ発祥の地でもあるインドに興味を持つようになり、その流れで愛読書である雑誌spectatorに載っていたヨガジャヤでヨガを始める。
初めて体験したパトリック・オアンシアのクラスで自分の心と身体の状態が自然の中で踊っている時や、旅をしている時、スノーボードをしている時に似ている事に気付く。その感覚は竜太が長年追い求めていた物であったが、大都会の中で、しかもマット一枚の上でそんな体験ができる事に感動。
それ以来、毎日スタジオに通うと同時に、ジョシー・ヴァリチェリ、クライブ・シェリダン、エミール・ウェンデル、サイモン・ボルグ・オリビエ、などの素晴らしい先生方のワークショップに参加。ヨガを続けるうちにスノーボードで背負い込んだような恐怖心は次第に減り、より自分に正直に生きれている事に気付く。と同時にスノーボードを再び手に取るだけでなく、ヨガを始める前の自分より雪山と自分が繋がっている事に感激する。
ヨガの理解を更に深めるべく、ヨガジャヤ・インターナショナル・ティーチャートレーニングに参加し、その後クライブ・シェリダンのゴアリトリートに2010年に参加。ヨガジャヤ認定校師YJA300のレベルと、ヨガアライアンスに登録された認定ヨガ講師(RYT)になる。
ヨガを通しての様々な出会いや今まで知らなかった自分との出会いに感謝しつつ、ヨガはどんな環境下でも個々の可能性を最大限に発揮しより良い変革をもたらすツールであることを理解し、一カ所に留まりながらも旅をしているような感覚をより多くの人々とシェアしたいと考えている。