麻美は4歳よりオーストラリア、メルボルンで育つ。 高校生の時に歌手になることを夢見、卒業と同時にテレビ放映される全豪タレント・コンテストに出場。オーディションは数多く通過したものの、上位20の出場者には入れずじまいだった。夢に手が届かないかもしれないという失望から、麻美は歌手をあきらめ、摂食障害に至るような状態になってしまった。
2005年、麻美は日本に帰国。地元のフィットネスクラブでヨガを始め、同時期にヨガジャヤに出会う。ヨガジャヤに通うことで、ヨガへのダイナミックなアプローチが身体を強くすることにより、最終的にはマインドを強くし解放していくことを発見。身体を通して、麻美は自らの思考、感情、意思に対する理解を深めて行った。
パトリック・オアンシアのもとで1年半ほどヨガを猛練習した末、麻美はプラナヤマとメディテーションの理解をさらに深めるため、インド、ボンディチェリにて6ヶ月のティーチャートレーニングコースに参加。
6ヶ月間、麻美はアナンダ・アシュラムにてギタナンダヨガを学ぶ。ギタナンダヨガではヨガを生き方の一つとしてとらえ、古くからあるベンガルのタントラ伝統にのっとったプラナヤマを教えている。アシュラムでは朝5時に起床、1時間瞑想、アサナのプラクティス、カルマヨガ、2時間のプラナヤマとリラグゼーション、マントラとヤントラの勉強、パタンジャリのヨガスートラに関する講義、など厳格な日課を毎日行っていた。
このコースの終了は麻美に大いなる自信を与え、そこから学んだ最大のことは、本当の自由とは、自分がどうありたいかを自ら選べるという自由があるということ。
麻美は現在ヨガの練習だけでなく自然治療の学位を学んでおり、最近では再び歌や作詞作曲にも積極的に取り組んでいる。
ギタナンダヨガの資格を持っている麻美は、現在ヨガジャヤのフルタイム・インストラクターとして活躍中。プラナヤマ、ダイナミックなアサナ、ヤントラ、マントラを取り入れたクラスやワークショップを定期的に行っている。