
パトリック・オアンシアとのハタヨガの基盤コース <安全で持続可能なプラクティスを築く>
このコースでは、あらゆるハタヨガアサナのプラクティスを支えるコアの安定力、集中力、呼吸の育み方を細かく見ていきます。
既に指導されている方、中級者、上級者を含めた、すべてのレベルの方に参加いただけるコースです。また、アシュタンガヨガ(マイソールでもレッドでもかまいません)、アイアンガーヨガ、イシュタヨガ、シヴァナンダヨガ、アニュサラヨガ、などといった現代ハタヨガアサナの流派を定期的にプラクティスされている方にもおすすめです。
近年の事実:
最近の複数の調査結果によると、長期的にヨガを練習しているプラクティショナーの驚くほどの多くが、自身の身体に合わせた的確なアライメントに対するしっかりとした意識を持たずしてヨガアサナを行った結果、深刻な怪我を段階的に蓄積していることが判明しています。これらの怪我は主に関節周りではあるものの、意識やアライメント不足によって時には内蔵の機能ですら影響されているケースも存在します。初期のころは身体的に明確ではないものの、長年無理しながらヨガアサナをプラクティスすることが、修復不可能な慢性的怪我にもつながるということが医学的事実によって立証されているのです。
ヨガの主な目的の一つはバランスにあり、健康的で満足できる生活状態をもたらすことにあります。このコースでは身体的ヨガアサナ練習における最も基本的なことを統合させると同時に、意識を高め、より微細な側面へとつなげていき、特定の身体の状態への感度をあげていきます。一生涯健全なプラクティスを維持し常に進化させていくことを可能にするために。
コースカリキュラム
第一週目 - 基礎
この最初のセッションでは集中力を養い、エネルギーを効率的に活用し、意識を高め、人体の生理学の調子を整えるためのプラナヤマ(呼吸法)を見ていきます。プラナヤマにはウジャイ呼吸、ナディショーダナ、ブラマリ、などが含まれています。同時にコアを安定させ、エネルギーを効率的に身体に巡らすエネルギーロックであるムーラ、ウディヤナ、ジャランダラ・バンダを見て行きます。
第二週目 - 結合
ヨガはストレッチのみであるという勘違いが頻繁にありますが、2週目は怪我の可能性を回避させるために腱、靭帯、関節を支える相反する筋肉のグループを使って九つの主な関節集合体を安定させる方法を見ていきます。アライメントや細かなポイントに注意しながら異なるポーズのグループをプラクティスしていきます。
第三週目 - 与力
現代ヨガにおいて逆転のポーズは多くの場合、力学が理解できない故に効果的に行えず、結果として生徒はそれを排除しがちです。これは同時に多くの場合、恐怖へともつながります。このセッションではヘッドスタンド、ハンドスタンド、前腕バランスを含めた逆転に焦点をあて、安全かつエネルギーと力をもたらす形で体全体の安定感を活用していく方法を学びます。
第四週目 - 集約
めまぐるしい世の中における現代ヨガの効果と利点は、プラクティスの異なる側面に対する意識度に左右されるものです。このセッションではプラナヤマで始め、コース全体を通して学んだダイナミックなアサナをプラクティスしていきます。