クリス・カマー: ヨガのセラピー的な用い方を満喫する
CET (継続教育プログラム)
このイマージョンは、ヨガジャヤ認定とヨガアライアンス登録を維持するための、YJCETとヨガアライアンスCET(継続教育プログラム)に認定されています
今日では、誰もが異なるスタイルや難度のヨガクラスに参加することができます。けれども、実際には各自がマットに自身の能力、チャレンジ、そしてリスクを持ち込んでくるのです。大抵のグループクラスは一人一人の個別のニーズに応えるように作られていないのです。そのため、ヨガプラクティショナー自身が、自分にとって効果をもたらす形でヨガを用いる方法を認識していることは必要不可欠なのです。セラピー的ヨガはクラス中に自分の身体をケアする方法を説いてくれますが、突き詰めていくと、セラピー的ヨガは特定の目標に焦点を当てた完全なプラクティスになりうるのです。
このワークショップのシリーズでは、ポーズ、アサナ、動き、筋膜のつながりを総合的な視点からみていきます。構成要素となる筋肉の動き、骨、関節、神経、靭帯の位置、筋膜の方向性を分析していきます。同時に、これらの構成要素を用いる異なる方法が、どのように消化器系、神経系、健康全般といった他の身体機能に影響を与えるかを模索します。
すべての動き、ないしは無活動状態がどのように身体全体に影響を与えるかの総合的理解を持った形でアサナにアプローチすることはとても大切なことです。学び、観察、分析をとおし、より効率的に動きホールドする方法をみいだし、これがヨガのプラクティスにどのような意味合いを持つかを理解しましょう。何年ものプラクティスを終えた後に始めて出現するありがちな問題を避ける方法を学びましょう。
モジュール1:足の四つ角を超えた次元へ
10月9日 18:45-21:15
いいポーズは足から始まるのです。
靴とバランスのとれていない姿勢は、足の強度とサポート力を弱めるのです。足を最大限に使わないことにより、膝、腰椎、場合によっては首の痛みが発生します。顎の緊張ですらも、土踏まずと関連しているということを知っていましたか?また、腰の居心地の悪さが歩き方に影響されるということも?
このモジュールでは、足、土踏まず、足首の配置をどんなポーズにおいても融合する方法を学びます。足の複雑さと、アサナにおけるアライメントへの影響に光を当てていきます。「正しい歩み方」でヨガの道のりを続けることができる良い基盤をもたらす特定のプラクティスを学びましょう。
モジュール2:消化器系の機能を高める方法でヨガを用いていますか?
10月10日 18:45-21:15
すべてのヨガのポーズ、アームバランスからシャヴァーサナまで、そして呼吸ひとつひとつが我々の消化 器系に影響するのです。消化管は体内の細胞ほぼすべてに活力と栄養を提供する発電所なのです。
自律神経は消化器系の適切な機能を左右するのです。自律神経に影響を与えるバンダ、アサナ、呼吸法、リラグゼーションなどのヨガのプラクティスを模索しましょう。例えば、蠕動を刺激する呼吸パターンや、膵臓を支え血糖値に影響を与えるプラクティス、などといったことを学んでいきます。
消化器系の機能を高めるべく、吸収と排出の過程におけるヨガの役割を理解し、特定の消化器系問題に応じる方法を学びましょう。
モジュール3:健康な膝のためのヨガ
10月11日 18:45-21:15
膝は最も大きな関節であり、「何千もの問題を抱える関節」とも呼ばれています。膝は蝶番関節であると解釈されやすいのですが、実際の機能とは異なるため、結果として膝の難しさをもたらすことがあるのです。
このモジュールは膝の構造、アライメント、用い方、リハビリ方法などといった微妙な詳細の世界へと導いてくれます。 ヨガのアサナとの関係における関節の普通の変動や異なる動きの方向性を支える半月板の動き、靭帯、筋膜を模索します。
気づかぬうちに膝にどのようにダメージを与えうるかについて学びます。
ヨガを始めて間もない方であろうが、指導者であろうが、このモジュールはより健全なプラクティスに備えてくれます。
モジュール4:世界の重荷を肩に担ぐということ
10月12日 18:15-20:45
私たちは人生の大半、肩と首まわりに緊張を持った形で生活しています。
多くのヨガプラクティショナーは肩を単体の関節であるかのごとく扱い、結果的に慢性的で急性の肩の問
題を抱えるようになります。この結果を避けるためには、肩を複数の関節によって構成されている関節複合体として理解する必要があるのです。
同時に、以下の事柄も学びます:
・ 肩を支える4次元をとおし、これらの関節を守り安定させる方法
・ 肩の動きのリズムを体験することで、肩をより効果的に動かす術
・ ヨガアサナの主な分類のアライメント原則を議論し練習する