
デイヴィッド・スウェンソン: 2010年 東京ワークショップ&ティーチャートレーニング
アシュタンガヨガ・ワークショップ
2010年9月17日-19日
デイヴィッドがダイナミックなアシュタンガヨガのヴィンヤサの動きを構成する原理や法則を解説していきます。また練習に対する継続的な理解を導くためにあらゆるシステムを探求していきます。
モジュール 1:アシュタンガヨガ:イントロダクション
2010年9月17日(金) 18:45-21:15
基礎の探求
アシュタンガヨガのイントロダクションのクラスです。経験の有無に関わらず、全レベル対象です。アシュタンガヨガの根幹を、呼吸、バンダ、ヴィンヤサの基本的な要素を通して詳しく見ていきます。ファーストシリーズから要約された初歩的なフローに続き、短いディスカッションの時間をとります。クラスはガイドされた深いリラクゼーションで終わります。
モジュール 2:アシュタンガのすべての流れに乗って
2010年9月18日(土) 09:15-11:45
ヨガ・チキッサ:完全なガイド付きのプライマリーシリーズクラス
このクラスはアシュタンガヨガのファーストシリーズをすでに練習されている方向けに作られています。まるで列車に乗っているかのように、始めの太陽礼拝から終わりのシークエンスまで流れが続いていきます。フローの最後には深いリラクゼーションの喜びを味わうひとときがあります。
モジュール 3:フライング・フローティングとハンドスタンド
2010年9月18日(土) 13:00-16:00
ヴィンヤサとアームバランスの楽しさに溢れた探求
アシュタンガフローの最大のチャレンジの一つにヴィンヤサがあります。 デイヴィッドはこのクラスの中でヴィンヤサの動きを構成する原理や法則を解説していきます。彼はこれを引き合いに出しながら”フライトの物理”について述べていきます。またこのクラスではハンドスタンドとアームバランスの仕組みについても探求していきます。パートナーと組んでの練習も多く含まれます。このクラスは深い知識を得るだけでなくいつも笑いと楽しみに溢れています。もし今までにハンドスタンドをやったことがない方でも、いつも代わりの方法が与えられるので全てのレベルの方が参加できます。
モジュール 4:呼吸、バンダ、プラナヤマ
2010年9月18日(土) 16:30-18:30
ウジャイのマントラとエネルギーロックの謎の探求
サンスクリット語で、マントラのマン(Man)はマインドを、トラ(Tra)は自由や解放を意味します。すなわち、マントラとはマインドを自由にすることなのです。ヨガでは、オームやハリクリシュナ、オム・ナモ・シヴァヤなど、他にも多くのマントラがあります。アシュタンガヨガでは、私たちの呼吸、ウジャイの音がマントラになります。呼吸以外に、これほど普遍的で身近な音はありません。いかなる言語や文化にも属さず、誕生の瞬間から唱えられている音なのです。このクラスでは、アサナのプラクティスと同時に、プラナヤマの練習中にもこのウジャイのマントラにフォーカスしていきます。呼吸法に加え、このクラスでは、目には見えないバンダの世界を探求します。実践的なエクササイズとインタラクティブなディスカッションを通して、微細でありながらも力強いこれらの方法をより深く理解していきます。
モジュール 5:ナーディ・ショーダナ/神経の浄化
2010年9月19日(日) 09:15-11:45
アシュタンガヨガ・インターミディエートシリーズへの導入
このクラスに参加するためには、定期的にファーストシリーズの練習をしていることが必要です。このクラスでは、セカンドシリーズ本来のダイナミックさについての導入となるディスカッションが行われます。デイヴィッドはファーストシリーズをセカンドシリーズにふさわしい出発点として、クラスを進めます。異なるアプローチを可能にするそれぞれのポーズのバリエーションが示されます。
モジュール 6:呼吸とともにある逆転、後屈、座位のポーズ
2010年9月19日(日) 13:00-16:00
逆転した世界で、安定性を見つけ呼吸に戻る
このクラスでは、揺るぎのない土台をもとに行う逆転のポーズのダイナミックスを追求します。逆転のポーズにおける反対方向の引力に注目することにより、揺るぎのない土台を確立します。後屈のポーズは体の前部を開き、人生を共に生きる呼吸との関係を育みながら、自己探求への前向きな取り組みとして静かに座ることを詳しく見ていきます。
モジュール 7:八支則と日々の生活
2010年9月19日(日) 16:30-18:30
日常生活の中で、このプラクティスをどう応用していくか
神秘的で複雑なパタンジャリのヨガスートラの哲学の根底には、私たちの日々の生活に応用しうる真に深い簡潔さがあります。このクラスでは、アシュタンガヨガの八支則についてディスカッションし、毎日の暮らしの中にどのように応用していくかについて探求します。実際に当てはめて適用することなしに、哲学の使途はあるのでしょうか。この偉大な文献からいくつかの引用や節を暗誦することもできるでしょう。しかし、人生の中で、それを実際に応用しなくては、身になった知識とはかけ離れた、ただの口から出た言葉にしかならないのです。
40時間 アシュタンガヨガ プライマリーシリーズ
ティーチャートレーニング
2010年9月20日-26日, 毎日6-8時間
* 定員制 必ず事前予約をしてスペースを確保してください。
(参加者はアシュタンガヨガを日頃から練習していてポーズの流れ方や順番を理解していること)
40時間コースで、アシュタンガヨガプライマリーシリーズの教え方のテクニックをカバーします。参加者はパートナーと組んで全てのアーサナの安全で効果的なアジャストを実践、クラスの指導方法、ヨガセオリーを学んでいきます。
このコースはシークエンスを学ぶためのものではありません。アシュタンガヨガにおける練習、指導方法を織り成す細かい基礎を深く学ぶためのコースです。参加者はヨガの先生でなくても、またヨガの先生になりたいと思っていなくても構いません。多くの参加者達は自身の練習を深めることだけを目的にこのコースを受講しています。