
ジャクリーン・ハーグリーヴス:Hathābhyāsapaddhati - 現代ヨガの先駆け
近代以前の原稿を通して維持された唯一の一連のアーサナの練習と歴史をワークショップをとおして示していきます。多くが動物の動きに基づく百十二のアーサナが、「ハタヨガの練習に関するマニュアル」18世紀のヨガ原本Haṭhābhyāsapaddhatiに記載されています。この原本のアーサナは6つのシークエンスに分けられ、中には反動運動や桁外れの強度や柔軟性を要するもの、ロープを用いるものもあります。これらのアーサナの多くは、現代ヨガ練習者にとっては依然として不明なものもあります。
1日目:
この初日のセッションではHaṭhābhyāsapaddhatiを紹介し、それが教える練習の概要と、ヨガの幅広い歴史の中での位置付けについて語ります。原本の年代、原作者、内容の独自の特徴、教えるヨガのシステム内におけるアーサナの役割、などといった明らかな質問が取り上げられます。マイソール王宮におけるヨガ伝統への原文の貢献と、Kṛṣṇamācāryaへの影響の可能性についても議論されます。
2日目:
このセッションではHaṭhābhyāsapaddhatiのより手頃なアーサナのシークエンスの切り取りに基づいた練習を指導します。サンスクリット記述と、いくつかの19世紀解説が示されることで、それぞれのアーサナの曖昧さと様々な可能性が探られます。現代ヨガのものからはかけ離れている、知られているうちで最古のドッグとキャットのポーズなどが含まれると同時に、様々な鳥や爬虫類が含まれます。これらのポーズが安全かつ大半の体型にとって手頃な選択肢と共に教えられます。
結果:
ヨガを学ぶ者がサンスクリット節の複雑さと不明瞭さ、英訳しようと試みる人々の課題に接する機会となるのです。このユニークな体験は、曖昧なサンスクリット原文から古代のテクニックを体験をとおして肉体化することで、歴史の復元への見識をもたらすでしょう。
いつ:
2日間:4月25日&26日
18:45~20:45
価格:
メンバー:7,500円(早期割引価格 6,800円 / 4月19日まで)
ノンメンバー:8,500円(早期割引価格 7,800円 / 4月19日まで)
YJAT:7,000円(早期割引価格 6,300円 / 4月19日まで)