サイモン・ボルグ・オリビエ: ヨガを通してエネルギーを動かす
アサナ(ポーズ)とヴィンヤサ(動き)とプラナヤマ(呼吸コントロール)を使うことで、どのようにナディ(身体の微細なチャネル)にプラナ(エネルギー)とシッタ(意識)を流すかについて学びます。
ヨガの目的は、自身の意識と宇宙の意識が一つであることに気づくことといわれていますが、実用的なハタ(身体的)ヨガの目的は、体内のつながりをよりよくすることにあります。これは身体に滞っているものを取り除き、エネルギーや情報が自由に身体の微細なチャネルを流れることを可能にすることによって達成されるのです。このワークショップでは、体内にある障害物を取り除き、エネルギーや情報が血管、神経、経路を循環できる実用的な方法について学びます。自身のヨガプラクティスがより巧みに、リラックスして行えると同時にエネルギッシュなものとして、そして強さと柔軟性を持ったものになる方法を教わります。また、この種類のプラクティは治療効果もあるため、様々な状況において適応できるのです。すべてのモジュールは互いに関連しあっており、最後のモジュールは90分の瞑想的ダイナミックなプラクティスから静止したプラクティスまでを含んだ、全ワークショップを統合したプラクティスを含みます。
すべてのモジュールには様々な角度からアプローチした総合的なポーズ(アサナ)、動き(ヴィンヤサ)、呼吸コントロール(プラナヤマ)が含まれており、何十年ものプラクティスを通してサイモンが開発したヨガシナジーのエッセンスが網羅されています。
モジュール1:体内とのつながり
10月25日(土) 午前09:15-12:15
このモジュールは、エネルギーを動かすポーズ(アサナ)、反射的な行為をひきだすアクティブな動き(ヴィンヤサ)、神経を落ち着かせると同時に安定させる呼吸コントロール(プラナヤマ)を通し、身体とつながるためのイントロダクションとなります。
モジュール2:身体的障害物を取り除く
10月25日(土) 午後13:15-16:15
熟練したヨギはヨガでストレッチや緊張をあまり感じません。もっとも複雑なポーズですら、特定の筋肉を延ばすと同時に他の筋肉をアクティブにするシンプルな動きにすぎないのです。このモジュールでは体内の微細なチャネルをエネルギーと情報がどう自由に動くかを理解し、それがより深いプラクティスをもたらす可能性について学びます。エネリギーと情報は、伸びてリラックスした身体の部分から取り出すことが可能であると同時に、圧縮されたアクティブな部分から押しのけられるのです。
モジュール3:強さと柔軟性をもって、よりリラックスすると同時にエネルギッシュに
10月26日(日) 午前09:15-12:15
ヨガの前進は、特定の筋肉の力をどのように使い、同時に他の筋肉の緊張をどう解放するかというよりよい理解から成り立ちます。このモジュールでは、単純な動きやポーズに様々なムーラバンダ(ナウリやラウリキを含む)やウディアナバンダを取り入れることにより、背骨の弱い部分を強化し、背骨の堅い部分を開いていきます。
モジュール4:前進すること
10月26日(土) 午後13:15-16:15
このモジュールではダイナミックな瞑想の本質、動くエネルギーや情報との関係、それを活用して静止した瞑想にある至福にどうたどりつくかについてふれます。このセッションには、瞑想的ダイナミックなプラクティスから静止したプラクティスまでを含んだ、全ワークショップを統合したプラクティスが含まれます。