
ジャクリーン・ハーグリーヴスのワークショップ: 内なる静寂:陰ヨガ
このワークショップでは、内側の穏やかさを培うために、観察力、感受性、直感的な反応のスキルを築いていきます。直接動きを強化し生命力を行き渡らせるような床の上でのポーズのシークエンスを用いて、上半身と下半身の経絡を育んでいきます。この活力を呼び戻すようなプラクティスは、焦点を当てている部位を治し、バランスを整えるための体の自然な治癒反応を導き出すでしょう。こうも言えるかもしれません、「ヨガに自分の鍼師を連れて行くようだ」と。
レベルに関係なく、すべての方々にご参加いただけます。
モジュール1:純粋なハート – 上半身を開く
10月30日 08:00-10:30
陰ヨガの原則に沿って、意識を持ちながら腕、首、胸、横隔膜や胸椎を動かすことは、首や肩、背中上部の慢性的な硬さに働きかける助けとなります。間違ったポーズの癖を直したり、筋肉の緊張を和らげたりすると同時に、心臓、肺、大腸や小腸の調子を整えるために、サポートを用いたポーズを使います。
体のこの部位の硬さや不均衡はカパ・ドーシャ(痰や粘液性の不調和)を指し示します。これは詰まりや、呼吸器系の問題、体重増加を通しての重さや、エネルギー不足といった症状を引き起こします。感情的な面では、「流れに沿っていく」という私たちの能力に逆行した影響をもたらし、心配や恐れの感情を引き起こします。
上体を開くことで日々の緊張の重さを取り除き、スピリットを引き上げ、純粋でオープンなハートを通して世界を見ることが出来るようになります。
モジュール2:開けた背骨と、開けたマインド – 下半身の自由
10月31日 08:00-10:30
背骨のベースを解放するために、てこのように脚を使うサポートを用いた陰ヨガのポーズを学びます。背骨のずれは腰や股関節、仙骨の部分の硬さをしばしば引き起こします。体のこの部分は経絡の高速道路として知られるように、肝臓や腎臓、脾臓、そしてそのそれぞれに個別の空の臓器である胆嚢、膀胱、そして胃を養います。意識をもって下半身に働きかけることで、全体的な健康と健やかさに重要な内臓器官を強化していきます。
下半身での動きの制約や滞りは、しばしばヴァータ・ドーシャ(風の不調和)を指し示します。いくつかあげるだけでも、心配や神経性の反応、乾燥や便秘、不眠症といったものが引き起こされます。(アーユルヴェーダの文献では、ヴァータのバランスの崩れが、体の病気全ての約70%の根本的な原因だと示しています。)
このプラクティスはヴァータを安定させ、リラックスを誘導し、しっかりと落ち着いた感覚をもたらします。座位の瞑想にとって最適な準備となります。下半身の自由は背骨を活性化し、マインドに光を導いていきます。